小西 昌太 (こにし しょうた)
1973年 |
東京都生まれ |

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1992年 |
東京都立国立高等学校卒業 |
1997年 |
日本大学理工学部建築学科卒業 |
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株式会社吉岡建築事務所勤務 |
1999年 |
株式会社コニシ建築設計事務所勤務 |
2002年 |
同社/代表取締役 |
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■調布設計室 :
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〒182-0016
東京都調布市佐須町1-15-6 |
■TEL : |
042-483-1380 |
■FAX : |
042-483-3775 |
■E-mail : |
お問い合わせは>>>コチラ |
■ホームページ : |
http://www.k-arch.jp |
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○資 格 : |
管理建築士、一級建築士(大臣登録第288285号)
住宅ローンアドバイザー |
○家族構成 : |
妻と子供2人の4人家族 |
○趣 味 : |
旅、街歩き散歩、美術館めぐり、スケッチ、トイレ掃除 |
○好きな本等 : |
岡本太郎氏/竹村真一氏/星野道夫氏の著書 |
○好きな時間 : |
早朝の散歩、親しい仲間と楽しさを共有している時
旬のものやその場所ならではのものを味わっている時 |
○好きな場所 : |
自然の大きさを感じられる場所 |
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■なぜ建築家をめざしたのか‥
○父の存在
大きなきっかけとしては、二つあります。一つは、今は亡き父が、生前に建築家として幅広く活躍していたことです。具体的な仕事内容まで体感することはなかったにせよ、子供の頃にのぞいた事務所の雰囲気や父の言葉(「建築は自然の具象である‥建築は人の和の結晶である‥建築はやはり芸術である‥」)には様々な意味で影響を受けました。
そんな父の背中を追って建築の道へ進んでいったとも言えます。
○二つの対照的な風景との出会い
もう一つのきっかけは、学生時代の一人旅の中で出会った二つの風景です。
最初の風景は、ドイツ/ミュンヘンの郊外へ2時間ほどかけて移動していた時の車窓風景です。美しい丘や森が複雑につながり、素朴で同じような民家が点々と並ぶ広大な田園風景でした。名の知れない建築家たちがつくりあげた土着的な風景の美しさに、自然と涙が出てきたのを覚えています。
その1週間後に出会ったのが、スペイン/バルセロナにあるサグラダファミリア教会の風景です。多くの方がご存知のように、A・ガウディーにより設計された建築です。そこは賑やかな市街地の中でありながら、建築自体が放つ存在感は、鳥肌が立つほど圧倒的でした。写真で見ていた時は、むしろ違和感を覚えるような印象でしたが、実際には、街に溶け込んでいるような生き生きとした感覚があり深く感動しました。
その対照的な二つの風景を同時期に目の当たりにした時、風土や暮らしとの関係性を深く考えさせられました。また、建築のスケールの壮大さを肌で実感しました。そんな体験などを通じて、建築は、風土の魅力やその尊さを体感できるものだと考えるようになりました。建築家として、そんな存在感のある建築を、一つでも多く残していきたいと思っています。
■自分自身を発見する試み/様々なライフワーク活動
JIA建築セミナーや青木茂さんのリファイニング建築塾などの他、日本の山を守るための様々な団体の活動へも積極的に参加してきました。また、日本民家再生協会の多様な活動の中でも民家の学校では実際に受講する側だけではなく、運営側の業務にも励んできたことにより素敵なたくさんの仲間たちや職人さんたちとめぐり合うことができたのは掛け替えのない賜物となりました。
そして仲間と出会うことで、自分の立ち位置や向かうべき方向というものも自ずと確認できていた気がします。
そういう意味からもライフワーク活動の積み重ねは、間違いなく今の自分の仕事にも繋がっていると考えています。
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